ズボラでも快適！一人暮らしの“やらないことリスト”

「こうするべき」「ちゃんとやらなきゃ」って思うこと、多いんですよね。一人暮らしを始めたばかりの頃、何でも自分でやらなきゃって気負って…結局ぐったりしてました。

朝からきちんと掃除して、自炊して、洗濯して…って、頭の中は理想でいっぱい。でも、現実はそんなにうまくいかなくて。気づけば疲れて、やる気までなくなってたんです。

でも最近は、「あえてやらない」と決めることで、ぐっと暮らしが快適になった気がします。

今日はそんな“やらないこと”を集めた、私のマイルールを紹介してみます。

“やらない”が快適さをくれる理由

一人暮らしって、自由。だからこそ、無意識に「ちゃんとしなきゃ」を背負っちゃうこともあって。
でも実際、誰かと暮らしているわけじゃないし、迷惑かけない範囲なら、自分ルールでいいんですよね。

「ちゃんとしなきゃ」って思えば思うほど、自分にダメ出しばかりしてしまうのも、ちょっともったいない気がします。

面倒なことを減らすと、余計なエネルギーを使わなくて済むし、何より気持ちに余裕ができる。
「全部ちゃんと」は手放していい。むしろ、ちょっとズボラなくらいが心地いいのかも…？

家事に使う時間が短くなると、そのぶん、好きなことや自分のペースを大事にできる。暮らしの「余白」は、気持ちの「余白」にもつながっている気がします。

「掃除は毎日するもの」って思い込んでたけど、やめました。週末にまとめてやる方式＋気になったときにサッと、で充分。むしろ、やらなきゃって思っている間のモヤモヤがなくなって、気がラク。

最初はちょっと不安だったけど、意外と部屋って汚れないんですよね。こまめに掃除するよりも、「自分が心地よく感じるライン」を知っておくほうが大事かも。

ちゃんとしたごはんを作らなきゃ…って気持ちはあるけど、疲れてる日は冷凍やレトルトに頼ってます。野菜スープを大量に作って冷凍しておくのも定番。完璧じゃなくても、あったかいごはんがあれば満足なんですよね。

最近よくやるのは、冷凍うどん＋カット野菜＋卵を煮るだけの「なんちゃって鍋」。すぐできて、洗い物も少なくて、ほっとする味。こういう“手抜きだけど満足できるごはん”って、本当に助かる。

干したままのハンガーからそのまま着ること、多いです。たたむ手間を省いた分、洗濯のハードルが下がったし、「たたんでない＝だらしない」って思い込みも手放しました。カゴ収納も便利ですよ〜。

たたむことに時間を使わなくていいだけで、洗濯後の気持ちの軽さが全然ちがいます。「家事が1つ終わるたびに、疲れる」ってことが減るだけで、気分がぐっとラクに。

休日に予定があると、楽しみなはずなのに少しだけ「義務」みたいに感じることもあって…。だから、何もない日を意識的に作るようになりました。一人暮らしだからこそ、ぼーっと過ごす贅沢ってある気がします。

予定がない休日は、ブランケットにくるまって、好きな音楽を流して、ハーブティー飲んで…。誰にも気をつかわない静かな時間は、私にとってごほうびみたいなものかも。

理想の朝時間、作ってみたこともあるけど…結局続かず。今は「最低限これだけやればOK」にして、余裕がある日にだけプラスしてます。ゆるっとした朝も、案外悪くないですよ。

起きるのが遅くなった日は、深呼吸して白湯飲むだけの日もあります。整ってなくても、「今の自分にちょうどいい朝」であることが大事なのかも。

余白があると、自分に優しくなれるんですよね。頑張りすぎてたときより、いまの方がちょっと気分が軽い。

「なんとかやりきった！」じゃなくて、「まぁ今日もいい日だったな〜」って思える日のほうが、暮らしが楽しく感じられたりします。

完璧じゃないからこそ、気楽に続けられることもあるし。「これでいい」って思えることで、暮らしに安心感が増えた気がします。

一度だけがんばるよりも、ゆるくてもずっと続けられるやり方のほうが、自分には合ってたみたいです。

SNSや家族、昔の自分と比べるのをやめたことでラクになったこと。「一人暮らしの正解」は自分で決めていいんだって気づけた話。

前は「こんなに部屋が散らかってるのって私だけ…？」とか「ちゃんとした生活してる人ばかりで、自分だけサボってる気がする…」なんて落ち込んでばかりでした。

でも、他人の暮らしはその人のペースでできているもの。私は私で、自分の心地よさを大事にすればいいんだなって思えるようになってから、気持ちがラクになったんですよね。

やらないって、悪いことじゃない。
むしろ、やらないことを決めたら、暮らしはもっと自分らしくなる気がします。

ズボラでもいい。頑張りすぎない工夫で、ひとり暮らしはもっと快適にできるんですよ〜。