「タスク管理」と聞くと、スケジュール帳やアプリでびっしり予定を組んで、てきぱき動く人を思い浮かべませんか? でも私は、そんなふうにうまくいかないタイプで…笑
家事も用事も、気づいたら後回し。 やらなきゃと思いつつ、今日もまあいっか…の繰り返しでした。
そんな私でも、少しずつ「これならできるかも」と思える工夫に出会って、 無理なく“気楽に”タスクと付き合えるようになってきました。
今回はそんな私の“ゆるタスク管理”についてお話します。
家事や用事が続かない理由、ちゃんとあります
やろうと思っても動けない日がある
「今日こそ洗濯しよう」と思っても、天気が悪かったり気分が乗らなかったり。 ほんの少しのきっかけで、「ま、いっか」と先延ばししちゃうんですよね。
予定していたのに何もできなかった日って、意外と多くて。 それにちょっと落ち込んで、また動けなくなる…のループでした。
「完璧主義」が習慣化を邪魔することも
きっちりやろうと思うほど、完了できない自分がイヤになってしまうことも。
「1日でも抜けたら意味がない」と思ってしまったり。 本当は、抜けた日があっても続けていいのに。
そんなふうに自分にプレッシャーをかけていたのかも、と思います。
“ちゃんとやらない”タスク管理のすすめ
「今日はやらない」もタスクにしちゃう
ある日ふと、「今日は何もしない」って決めたらすごく気がラクで。
むしろ、それを付箋に書いて「今日はおやすみタスク」にしてしまうことに。 そうすると、“やらなかった”じゃなくて“やった”になるんですよね。
不思議と、そのほうが気持ちが落ち着いて、次の日に自然と動けたりします。
付箋・LINEメモ・手帳…自由な管理でOK
タスク管理アプリは使いこなせなかった私ですが、 その代わりに、紙の付箋やスマホのLINEメモを使って気楽に管理しています。
・冷蔵庫に貼る付箋 ・スマホで買い物メモを作っておく ・手帳に「やったこと」だけを書く など
きっちり管理しなくても、ちょっと記録しておくと安心感が違うんですよね。
ゆるく続けている日常のタスク例
毎日ちゃんとやろうとせずに、気づいたら続いていた“ゆる習慣”もあります。
- 朝起きたら冷蔵庫の中をチェック
- 洗濯かごがいっぱいになる前に洗濯機を回す
- ゴミ袋は夜のうちに新しいのをセット
- スマホの通知は「午後2時」にまとめて確認
「やらなきゃ」じゃなくて、「やっとくと後がラク」くらいの気持ちでやってます。
こういう“ちいさな仕組み”があると、生活のリズムもゆるっと整う気がして。
▶ 関連記事:「洗濯、面倒…」を脱出!ひとり暮らしの“やらない洗濯ルール
▶ 関連記事:「散らかる一人暮らしに効く!床にモノを置かない片付け習慣5選」
気分に合わせて選べる「タスクの種類」
動ける日・まあまあな日・なにもできない日で分ける
タスクを「できる日」と「できない日」で分けておくと、 そのときの自分の状態に合わせて選べて便利です。
- 気力がある日 → 買い出し、掃除などの動く系
- まあまあな日 → 家計簿、書類整理などの座ってできること
- 何もしたくない日 → 写真整理や映画を観るだけでもOK
娯楽も立派なタスクです
「映画ってタスクなの?」と思うかもしれませんが、 私にとっては“やりたいこと”もちゃんとした行動のひとつ。
疲れている日は、好きな動画を見るのも十分価値あるタスクかもです。
▶ 関連記事:「ズボラ一人暮らしでも快適に!“ゆるミニマリスト”な私の生活ルール」
まったくできない日はどうする?
どれだけゆるくしていても、まったく何もできない日もあります。
そんなときは、潔くあきらめて“回復する日”にするのがマイルール。
お気に入りのハーブティーを飲んで、ふわっとしたブランケットにくるまれて、だらーっと過ごして。それだけでも「今日はちゃんと休んだ」と思えるんですよね。
翌日は、小さなタスクひとつだけやってみる。 食器を1枚洗うとか、洗濯物を取り込むだけでもOK。
「また動けるようになったかも」って思える、小さな一歩を大事にしてます。
「続かない自分」でもう悩まないために
習慣化できないことって、そんなに悪いことじゃないのかも。 毎日ちゃんと続かなくても、「今日やれたらOK」くらいがちょうどいい。
私は、できなかったタスクもリストにそのまま残しておいて、 「忘れてないから大丈夫」って安心するようにしています。
完璧じゃなくていいし、気分で選んでいいし。 ちゃんとできなくても、暮らしは回るんだなぁって思えるようになりました。
そんな“ゆるさ”も、タスク管理の一部かもしれませんね。
おわりに
きちんとしたタスク管理じゃなくても、
自分がラクになれる方法を見つけられたら、それでいいのかもしれません。
習慣化できない自分も、悪くないかも。
タスク管理、ゆる〜く付き合っていくのも悪くないですよ。