一人で暮らしていると、誰にも気を使わずにいられる自由ってあるんですよね。
でもその一方で、「今日はなにしようかな」「なんとなく時間がすぎちゃった…」なんて日もあったりして。
ひとり時間って、自由なぶん、使い方にちょっと迷う。
けれど、うまく付き合えば日常をもっと楽しくできる時間でもあると思うんです。
今日は、そんなひとり暮らしならではの“楽しみ方の工夫”を、いくつかご紹介してみますね。
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ひとり時間を楽しむコツは「やりたいことに素直になる」こと
“何もしてない時間”も、実はリセットタイム
ひとり時間をどう使おうか迷ったとき、つい「何かしなくちゃ」って思いがちだけど、
何もしないっていう選択肢も、けっこういいんですよ。
スマホをぼーっと見たり、お茶をすすったり、窓の外を眺めたり。
誰にも急かされない時間って、心がふわっと緩む。
ちょっとリセットしたいときは、「なにもしない時間」こそがごほうびだったりするんですよね。
“誰にも見られていない”からこそ、自由に挑戦できる
ひとりって、ちょっと変なことしてもOKなんですよね。
部屋でひとりダンス、変なポーズでストレッチ、変な声で歌う(笑)
誰にも見られていないから、思いっきり自分だけの時間を味わえる。
挑戦って言うと大げさだけど、「試しにやってみる」ができるって、すごく贅沢なことかも。
暮らしがちょっと楽しくなる「ひとり時間アイデア集」
①テーマを決めて“ひとりカフェ時間”
いつもよりちょっと丁寧にドリップコーヒーを入れてみる。
お気に入りのカップを出して、ちょっといいお菓子を添えてみる。
好きな音楽やYouTubeを流して、カフェ風の空間を演出すると、
ふだんと違う時間の流れを感じられて、ちょっと満たされた気分になるんですよね。
②“暮らし実験”で飽きた部屋をリセット
部屋の模様替えって、大がかりじゃなくても楽しめます。
ちょっと椅子の位置を変えるとか、クッションカバーを替えてみるとか。
「今日はここを一軍ゾーンにしてみよう」みたいに、
気分で使い方を変えてみると、不思議と暮らしに新鮮さが出てくる。
③SNSを使わない“静かな1日”をつくってみる
気づけばずっとスマホを見ていて、なんとなく疲れてることってありませんか?
そんな日は、意識してSNSをお休みしてみるのもおすすめ。
静かな音楽をかけて、本を読んだり、ノートに気持ちを書いたり。
ちょっと物足りないような、でもそれがじんわり効いてくるような、
そんな時間が好きだったりします。
④推し活・趣味・創作に没頭する時間
誰にもじゃまされない時間って、じつは「集中」にぴったりなんですよね。
私はときどき、絵を描いたり、写真を整理したり、手帳に書き込んだりしてます。
上手くできなくてもいいんです。夢中になってる時間が、とにかく楽しい。
たとえば、お気に入りのキャラグッズを飾ったり、好きな曲をBGMに「推しだけの空間」をつくるのも至福。
また、手芸やレジン、動画編集などの“作る時間”って、気づけば何時間もたってたりして。
上手にできなくても、「今日も好きに向き合えたな」って思えると、すごく満たされる気がするんですよね。
“自由すぎて迷う”ときに、わたしがやっていること
生活の小さな「縛り」を作ってみる
自由って、ありがたいけど、広すぎると持て余すこともあるんですよね。
だから私は、あえて“ゆるルール”を作るようにしています。
たとえば「午前中は掃除だけ、午後は好きなことだけ」みたいな。
そんなふうに時間にざっくり区切りをつけるだけで、気持ちがすっと落ち着くこともあるんです。
時間をあえて“記録”してみる
「今日の午後、なにしてたっけ?」って振り返ると、
自由だったはずの時間がふわっと流れていたりして。
そんなときは、手帳やメモアプリにざっくり記録を残してみたりしています。
「15時にコーヒー淹れたな」「夜は読書してたな」って思い出すだけで、
なんだか、ちゃんと生きてたなぁって感じがするんですよね。
ひとり時間は、暮らしを面白くするチャンスかも
一人暮らしって、ちょっと寂しいときもあるけれど、
そのぶん、自分の好きなことをとことん味わえるのが魅力。
ひとり時間をどう過ごすかって、正解はないと思うけど、
「なんとなく過ごす」のと「楽しむつもりで過ごす」のとでは、けっこう差が出る気がして。
あれこれ完璧にやらなくても、自分だけのちいさなルールやアイデアがあると、
毎日の時間がちょっと好きになれるんですよね。
自分らしい“ひとり暮らしの楽しみ方”、これからも見つけていけたらいいな。